燕三条のサミット工業が自信を持ってお届けする鉄フライパン。その魅力は、使い込むほどに油が馴染み、食材の旨味を最大限に引き出す調理性能にあります。焦げ付きにくく、丈夫で長持ち。まさに一生モノの調理道具として、あなたの料理を生涯支えてくれます。

「でも、鉄フライパンって手入れが大変そう…」

そんなイメージをお持ちではありませんか？ 実は、ちょっとしたコツさえ掴めば、鉄フライパンのお手入れは決して難しくありません。むしろ、手間をかけるほど愛着が湧き、自分だけの「相棒」に育っていく過程を楽しめるのです。

ここでは、鉄フライパンを末永く使い続けるためのメンテナンス術を、 étapes par étapes、写真付きで分かりやすくご紹介します。

新品の鉄フライパンには、製造過程で付着した油分やサビを防ぐための薄い膜があります。最初に行うシーズニングは、この膜を取り除き、油をしっかりと iron に馴染ませるための大切な儀式です。これにより、焦げ付きを防ぎ、食材がより美味しく仕上がる下準備ができます。

【手順】

１．水気を取る
フライパンを食器用洗剤と柔らかいスポンジで丁寧に洗い、水気を拭き取ります。

２．加熱させる
フライパンを中火にかけ、完全に水分を飛ばします。煙が出始めるまでしっかりと加熱してください。

３．油慣らし
火を止め、多めの油（オリーブオイルやサラダ油など）をフライパン全体にまんべんなく注ぎます。

４．炒め作業
弱火にかけ、ネギの青い部分や野菜くずなどを入れて炒めます。こうすることで、鉄臭さを取り除く効果もあります。

５．拭き取り
火を止め、油と野菜くずを捨てます。キッチンペーパーでフライパンの内側を丁寧に拭き、薄く油を塗ります。

６．冷ます
完全に冷ましたら、シーズニング完了です。この作業を数回繰り返すと、より焦げ付きにくく、サビにくいフライパンに育ちます。

鉄フライパンは、使い終わったらなるべく早くお手入れするのが長持ちの秘訣です。洗剤は油膜を洗い流してしまうため、基本的には使用しません。

【手順】

１．お湯で洗う
料理が終わったら、まだ温かい状態のフライパンをお湯で洗い流します。こびりつきがある場合は、金属製のタワシやササラで優しくこすり落とします。

２．頑固な焦げ付きを落とす
頑固な焦げ付きには、フライパンに水を張って火にかけ、沸騰させてからこすると落ちやすくなります。

３．乾燥させる
洗い終わったら、再び火にかけて完全に水分を飛ばします。

４．シーズニングする
火を止め、キッチンペーパーなどで薄く油を塗って保管します。これにより、サビを防ぎ、次回の調理もスムーズに行えます。

もしも鉄フライパンがサビてしまっても、諦める必要はありません。適切な手順で手入れをすれば、再び 再生することができます。

【手順】

１．錆の除去
サビの部分を金属タワシやサンドペーパーで丁寧にこすり落とします。

２．洗浄する
サビを落としたら、食器用洗剤でしっかりと洗い、水気を拭き取ります。

３．シーズニングをやり直す
再びシーズニングを行います。Step 1の手順を参考に、丁寧に行うことで、フライパンは再び使用することができるようになります。

鉄フライパンは、適切にお手入れをすることで、世代を超えて使い続けることができる丈夫な調理道具です。使い込むほどに油が馴染み、焦げ付きにくくなるだけでなく、鉄分が溶け出すことで料理に深みとコクが加わるという魅力もあります。

サミット工業の鉄フライパンは、燕三条の職人たちが一つ一つ丁寧に作り上げています。その品質の高さは、長くご愛用いただくことで実感していただけるはずです。

ぜひ、このコラムを参考に、鉄フライパンをあなたのキッチンに迎え入れ、「育てる」愉しみを味わってみてください。きっと、料理の時間がより豊かなものになるでしょう。

ご自身のお手入れでは難しいフライパンの変形やサビは有償で修理を受け付けます。